きっとまだ、この夜は終わらない
夏祭りはお家につくまでが夏祭りです! 皆気をつけてな!
遠足かよ、というノリで今日の発案者である友人言うと、今日集まった友人達とそれぞれ帰路に向かって歩き出す。都会というほど都会ではないが、田舎というほど田舎ではない、そういう中途半端な地域での夏祭りは、普段こんなに人がいたのかと驚いてしまう程に人混みでごった返していた。なるべく薄着で着たつもりだが、気温と密集した人の熱気で、服が汗で纏わりついて気持ち悪い。シャツの襟元を揺らし少しでも風を送る。
「暑いねぇ、よかったら扇子、使う?」
隣からそう声を掛けてくれたのは、先ほどまで一緒に夏祭りを楽しんでいた仲間の一人のナマエさんだ。中学の同級生で、そして……初恋の女の子。
「大丈夫大丈夫、ナマエさんだって暑いでしょ、自分で使いなよ」
「そう? じゃあ、佐一君にも風が行くように頑張って仰ぐね!」
そう眩いばかりの笑顔を向けてくる彼女は、昔からちっとも変わっていない。数年ぶりに会ったというのに、彼女の笑顔を見ると当時の気持ちがとても鮮明に思い出されてしまう。それだけで、今日は来てよかったなという気持ちにさせられる。
事の発端は、半年ほど前に遡る。地元で開催される同窓会に参加し、進学や就職などで住む場所も様々になっていた同級生達と昔話に花を咲かせていると、意外と同じ地域に住む同級生も多いということがわかりその場で連絡先を交換し合った。たまには皆で飲みに行ったり遊びに行こうぜ、とそう張り切っていたのは学生時代からやれ体育祭だ文化祭だと行事になると盛り上げになるムードメーカー的存在の男だった。そう、今回の夏祭りも彼の発案で集まったのである。と言っても、一部の人数だけではあるが。
「いやぁそれにしても、徐々に集まっていく人が減っていくねぇ」
「まあね、仕方ないよ。ただの飲み会とかならまだしも、お祭りとかイベントってなるとねぇ? 恋人とか今現在仲良い人と行くかってなっちゃうよねぇ」
「ふふ、そうね。……ってそれじゃ私達恋人どころか友達もいない人みたい」
「ははは」
そう、今回も集まったとは言え、元々声を掛け合っていたグループの半数ほどしか参加していない。過去のなんでもない飲み会にはほぼ毎回出席していたナマエさんも、夏祭りとなると流石に不参加かな、と思っていたが、なんと参加していたのだから驚いた。それも、浴衣姿だったものだから、心の中で密かにガッツポーズをしたものだった。そして、今の会話の感じだとナマエさんはフリーだと思っていいのだろうか。
「……実際、ナマエさんは他に行く人いなかったの?」
「えー? 友達がいないんじゃないかって?」
「いやいや、そうじゃなくってさ!」
「ふふ、冗談だよ。友達はいるけど、残念ながら皆彼氏と行くって言われちゃって。今回誘われたおかげで独り身の私でも楽しくお祭りに参加できたってわけ」
「ははは、なるほどね」
ナマエさんは、今、フリー。だからと言って、別にどうこうしようなんて思ってはいないけれど、それでも心の中で本日二度目のガッツポーズをしてしまう自分がいた。
「ひゃー、皆同じ方向向かってるからある程度想定してたけど、駅も凄い人だねぇ」
「臨時で電車の本数も増えてるみたいだけど、それでもぎゅうぎゅうになりそうだね」
「ねー。少し本数遅らせても意味ないかなぁ?」
「どうだろうね。俺、ちょっとトイレ行きたいし次かその次に乗ろうかな。ナマエさん、もしその前に空いて乗れそうだったら先に乗って帰っていいからね」
「え! ……せっかくだし、一緒に帰ろうよ。きっと、そんなすぐは空かないだろうし。ね? 向こうで待ってるから」
一緒に帰りたいけど、たまたま同じ路線というだけでここまで一緒に帰れただけでも嬉しいしな、という気持ちで一応声をかけたのだけど、予想外な反応が返ってくる。少し口を尖らせて待ってるよというナマエさんが可愛くて思わずにやけてしまいそうになる。じゃあすぐ行ってくるね、とその場を離れトイレに行くと少しばかり人が並んでいて、思っていたよりも時間がかかってしまった。足早にナマエさんのところへ戻ると、ナマエさんが待っていたはずの場所には彼女の姿が見えず、代わりに数名の男性が何かを囲うように立っている姿が見える。まさか、と思うより先に体が動いた。
「おい、俺の連れになんか用か」
「あ? ……ちっ、なんだよ男連れかよ」
多分、今の俺はかなり殺気立っていたのだろう。男達は俺の姿を見るなり、バツが悪そうにそそくさと去っていった。
「ごめんね、ナマエさん、大丈夫だった!?」
「あー、うん。へへへ、ナンパなんて普段されないからびっくりしちゃったぁ」
ふにゃ、と彼女は笑っていたが、小さな巾着袋を持つ手が震えているのが視界に入る。馬鹿だった。酔っ払いも多いこんな人集りの中に女の子を一人にするなんて。数分だから、なんて迂闊すぎた。
「俺がトイレなんか行ったばっかりに……本当にごめんね」
「全然! 佐一君は何も悪くないから、気にしないで! ね? ほら、それよりもうすぐ電車が来るよ! 人が減る気配ないしもう乗っちゃお!」
折角彼女と一緒にいると言うのに、守れなかった自分に情けなさと苛立ちを覚える。笑顔で気丈に振る舞う彼女に余計に申し訳なさが募る。
「電車の中も混んでるから、変な奴がいたらいけないから俺の側から離れちゃダメだよ」
「はーい。ふふふ、ありがと佐一君」
ああ、無邪気に笑う彼女の中で、今日の思い出の最後が悪いものにならなければいいのだけれど。
電車の中は、やはり混み合っていて朝の通勤通学ラッシュを思い出させる。と言っても自分はフリーターの身で、普段は通勤ラッシュとは少しズレた時間に電車に乗っているのでそんなに経験したことはないのだけれど。
「ナマエさん、大丈夫? 潰されてない?」
「ん……っ、だいじょ、ぶ」
全然大丈夫そうじゃない声が自分の胸の辺りから聞こえる。普段はヒールを履いている彼女が今日は下駄のためいつもよりも視線が低く、不思議な気持ちになると共により護りたい気持ちが湧き上がる。少しでも彼女が楽になれそうな場所を確保しようと、体を支えつつ電車の揺れを利用しながら壁がある方へと流れていく。
「どう? 大丈夫?」
「うん、さっきよりはかなり楽! ありがとね、佐一君」
下から見上げてくるナマエさんの笑顔に胸が高鳴る。ナマエさんがなるべく苦しまないように、という事に意識を集中させていたので気付かなかったけれど、よくよく考えてみたらこんなに近くに彼女がいるような状況は、初めてだった。今の俺と彼女の間には拳ひとつ分程の隙間しかない。ほんの少し手を伸ばせば、抱き締めてしまえるほどの距離。気付いてしまえば途端に意識してしまって、鼓動が速くなる。ああ、この心音がどうかナマエさんに聞こえませんようになんて祈ってしまう。
そんな風にドギマギしている間に電車は次の駅へ停車し、降りて行く人達の動きに合わせて周囲の人の動きも流れる。ナマエさんとの距離に意識がいっていた俺は上手くその流れを受けれず、後ろに立つ人とぶつかり、というより押される形でもはやナマエさんとの距離は〇の状態になってしまった。
「ご、ごめんナマエさん! 大丈夫!?」
「だ、大丈夫! これだけの人じゃ仕方ないから、気にしないで!」
ああ、今の俺絶対汗臭いよな。どうか彼女に不快感を与えていませんように。そう祈りながら、少しでも彼女を庇うように体勢を整えていると、ふわりと彼女の匂いを感じた。香水なのだろうか、それともシャンプーやスタイリング剤の香りなのか、さほどきつくなく清潔感を感じる香りと、ほんのりと汗の混じった匂い。さっき隣を歩いているだけでは感じなかった彼女の匂いに、どうしようもなく体が反応するのを感じた。
あ、待って、これは、まずい。
先程の祭りで皆で飲んだビールのせいもあるのか、ただ、彼女の匂いを感じたというただそれだけの事なのに、下半身が少しずつ元気になってしまう。幸いオーバーサイズのゆったりとした短パンを履いているし彼女の視線は下には向いていないので、彼女に気付かれる可能性は低い。先ほどナンパで嫌な目にあった彼女を更に嫌な気持ちにさせてはいけない。気付かれてしまう前に、なんとかこの昂りを鎮めなければ。違う事を考えようとしながら、少しでもバレにくくなるよう体勢を変えようと視線を落とすと、今度は彼女のうなじが目に入る。
あ、ナマエさん、こんなところに黒子があるんだ。
普段髪を下ろしている彼女からは気付かない位置の黒子が目に入り、この黒子に気付く時は如何なる時なのか、などという方向に思考がいってしまう。鎮めるどころか余計に自身のソレが反応していく。
いや、だから、俺の馬鹿! まずいって!
どうか、どうか気付かれる前にナマエさんの最寄駅に着いてくれ。一刻も早く。暑さによるものとは別の汗をかきながら必死に祈っていると、
「……佐一君? さっきからなんか変だけど、大丈夫?」
「へぁっ!? そ、そう? 大丈夫だよ!」
「なんか、顔も赤いし……酔いが回ってきちゃった? あ、私が楽な方に行けるようにって頑張ってくれてたけど、結構体勢とかしんどい? もっとこっち来る?」
「いやいやいやいや、全然平気だから大丈夫だから本当に、もう、全然! だから気にしないで!」
「いやでも本当きつそうに見えるよ!? 大丈夫?」
善意一〇〇%の心配顔で俺の顔を見上げてくるナマエさん。ごめん、君に欲情してどうしたらいいかわからなくなってるだけで、変な姿勢なのはこの下半身を君に気付かれなくないだけなんです。なんて言えるはずもなく、大丈夫という言葉をひたすら繰り返す情けない俺。
「ね、もうちょっとならこっち余裕あるから、少しでも楽な体勢とって! ほら!」
「あっ、だめ、あっ……!」
「……っ!?」
グイッ、と彼女に手を引かれバランスを崩した俺は、結局彼女を抱き締める形でぴったりと身体を密着させてしまった。もちろん、下半身のソレも、彼女にしっかりと存在を主張するように、密着してしまっている。ああ、終わったなと、再会してからのこの半年楽しかったなとナマエさんとの思い出が走馬灯のように一瞬で駆け巡った。
「あ、の……佐一君、えっと……」
「ごめっ、あの、ナマエさん、これ、は……」
「お、男の子、だもんね。お酒入ってるし、あの、なんかそういう? 気分? になることも、ある、んだよね?」
「いや、その……」
「なんか、ごめんね?」
「……」
恥ずかしさと居た堪れなさで頭がどうにかなりそうだった。
「で、でも、ほら、私でよかったね?」
「……え?」
「いや、ほら、全然知らない人に、とかだったらさ、その、最悪痴漢とかに疑われちゃったかもだもんね! ね? わ、私はそんな風に思わないから安心して! 生理現象? 不可抗力? みたいなものだもんね!」
内容が内容だけに、ひそひそと小声で彼女が捲し立てる。待って、ねえ、それじゃまるで、
「ねえ、それじゃまるで、俺が誰にでも反応する男みたいに聞こえるんだけど」
「えっ……?」
「ナマエさんは、俺のこと、そんな風に思ってたの?」
口に出すと、今度は胸の痛みでいっぱいになる。俺は、そんな節操ない男に見られていたのだろうか。
「そっ、そうじゃないよっ! そうじゃないけど……」
「けど、なに?」
悪いのは自分自身だと言うのに、ショックでつい責めるような口調で彼女に問い返してしまう。先ほどまで鎮めるのに苦労していたものが一気に元気をなくしていくのを感じた。
「……だって、佐一君が、私なんかに反応するなんて思わなかったから。他の誰でも反応するから、私にも反応しちゃったのかな、って」
「なに、それ。いや、その、変な反応しちゃった俺が悪いし、説得力ないかもしれないけど、俺だって、誰にでもこんな風になる訳ないよ。ナマエさんだからだよ」
「え」
「……あー……」
待って、待って待ってくれ。これじゃ告白してるようなもんじゃないか。よりによって、今、このタイミングで? 最悪だ。どこに満員電車の中下半身おったてながら告白する馬鹿がいるんだよ。ここか。いや、今はおったててないけど、ってそうじゃなくて。
「ごめん、あの、今の忘れて」
「……そんな、無理だよ。えぇ? 待って、ねぇそれどういう意味?」
ナマエさんとやり取りをしている間にも電車はいくつかの駅に停車しては発車を繰り返し、少しずつ人混みから解放されていく。それに伴って、車内の騒がしさが落ち着いていき、二人の会話が周囲にも聞こえるような気がしてくる。居た堪れなくなって、タイミングよく開かれた扉の方へ、ナマエさんの手を引いて歩いていく。ここがどこの駅かなんてわからないけれど、まだ電車の本数はあるから後の分で乗ればいい。
「えっ、ねぇちょっと佐一君!」
後ろからナマエさんの慌てた声がする。駅の構内の中でも少しでも人の少なそうな場所を探して、ナマエさんの手を引く。
「さいち、く、ごめん、下駄だからそんなに、早く歩けないの!」
そう声を掛けられてはっとして振り返る。少し息を切らしながら眉尻を下げ困った顔をしたナマエさんがそこにはいた。
「あ……ごめん、俺……ごめんね、ナマエさん」
「……ううん、大丈夫」
「足、痛い?」
「ううん、痛くないよ」
「そっか……ごめんね」
俺は何をしているんだろう、と少しずつ頭が冷えてくる。複数人とは言え、ナマエさんと夏祭りに行ってたくさん笑い合って、二人で並んで一緒に帰って。とてもいい日だったのに。最後の最後で彼女に醜態晒すわその状態で告白まがいのことを口走るわ彼女の事も考えず突っ走るわ。
「……ごめん、本当最低だね俺」
「ねえ、佐一君。そんなに謝らないで」
「でも」
「それより私、さっき言ってたことの、続き聞きたい」
「……え」
「続き、っていうのも変かな。その、さっきの言葉の、意味というか……このままだと、変な勘違いしてしまいそうだから、違うなら違うって、はっきり知りたいの」
少し濡れたような大きな瞳で俺を見つめながら、ナマエさんは言う。ほんの少し頬が赤いように見えるのは、先ほどまで小走りしていたせいなのか、それとも。
「……俺は、ナマエさんが好きなんだ。だから、正直、あんな風にナマエさんが近くにいて、反応しちゃったんだ」
「……」
「……あーっもう、本当、言うつもりじゃなかったんだ。それもこんな風に。ごめん、変態みたいだよね。ごめん、」
「ねえ! ……お願いだから、そんなに謝らないで」
泣きそうな声と顔で、ナマエさんは言う。
「だって」
「私、嬉しかったよ」
「……えっ」
「そりゃ、少しびっくりしたし、恥ずかしかったけど。佐一君、私みたいな人はタイプじゃないかなって思ってたし、私も……佐一君の事、好きだから」
「……え、えぇっ!?」
「だから、誰でもいいのなら悲しいなとも思ったけど、それでも私みたいなのでも反応してくれるんだってちょっと思って嬉しかった。……でも、今もっと違う意味で、嬉しい」
はにかむように笑う彼女が眩しくて綺麗で、思わず夢なんじゃないかと疑った。幸せな夢を見ているのだと。だから思いっきり自分の頬をつねってみたのだけど、しっかり痛覚が働いた。
「いひゃい」
「そりゃ痛いよ! 何やってるの佐一君」
「はは……なんか、夢なんじゃないかって思って」
「それは、私のセリフだよ。私、ずーっと佐一君のこと、好きだったから。だから夢みたい」
「……ずっと?」
「あっ」
そう言って顔を真っ赤にして口元を隠すナマエさんが、より一層愛おしくなって気が付いたら力一杯抱き締めていた。
「もしかして、俺達ずっとずっと前から、両想いだったのかな」
「そう、なのかな? ……そうだったのなら、なんだか惜しいことしちゃったね」
へへへ、と照れたように笑いながら背中に腕を回してくれるナマエさん。先ほどよりも、より一層彼女が近くて、彼女のいい匂いがして。ああ、いいムードなのに、俺ってやつは、どうして。
「……あの、ナマエさん、ごめん」
「……あ、やっぱり、その……なんか、当たってる、よね?」
「~~~~っ最低だよね、本当ごめん!」
そう言って彼女の肩を掴んでそっと体を離し、はずかしさから目を逸らす。少しでも気を紛らわそうと駅のホーム内から外の景色を見ようとすると、煌びやかなネオンに包まれた建物がいくつか目に入る。おい、待ってくれ。何も見ずに降りたけど、ここ周りにラブホテルの多い駅ではないのか。違うたまたま降りただけなんだそんなつもりじゃなくて頼むナマエさん気付かないでくれ、なんていう祈り虚しく、固まった俺の視線を辿ったナマエさんは何かを悟った顔をした。
「さ、佐一君、あの……」
「いや、ナマエさん、これは、これは違くて!」
「わ、私ね、お恥ずかしながら、浴衣って自分で着れなくて!」
「だからその、……うん?」
「きょ、今日も知り合いの先輩が着付け出来るって言うから、お願いして。だから、ね、その……」
急に浴衣の話を始めるナマエさんに、俺は話の流れが読めずに困惑していると、
「だから、もしホテルとか行って脱いじゃうと、自分で着れる自信、なくて……」
消え入りそうなほど小さな声で、ナマエさんはそう言った。ようやく彼女の言いたいことが読め、そもそも告白してその直後になんて、と思って慌てて口を開こうとすると、更に彼女は続けた。
「わ、私の家なら、もうひとつ先の駅ですぐだから……」
一瞬、彼女の言う意味がわからず、また固まってしまった。浴衣、脱いだら着れない、彼女の家なら、すぐ近く……。
「そ、れは、えっと……」
「……っ! ご、ごめん。何でもない忘れて!」
まるで先ほどと立場が変わったような台詞を彼女は言う。だけどもちろん、そんな事は出来なくて。
「ナマエさん、次の電車、すぐ来ちゃうよ」
「えっ……?」
「その、行ってもいい、のかな?」
「……も、ちろん」
そう言って、どちらからともなく手を繋ぐ。もはやどちらのものかわからないくらい激しく鳴る心臓の音をかき消すように、ブレーキ音を響かせながら電車がホームへと滑り込んでくる。
なんとなく気恥ずかしくてお互いの顔を見れないまま、先ほどまでが嘘みたいに人の少なくなった電車に乗って、俺たちは次の駅へと向かって行った。
今読み返すとだいぶ恥ずかしい。
なお、このお話の続きとして成人向けも書いております。
初出・2022/07/05